[ 日時 ] 2019～2020年ころ
[ 動き ] 一括査定サイト経由でお問合せいただく

当時は別のご所有物件の査定依頼だった。当社とは売出し委任へ至らず、その後しばらく期間が空くことに。

[ 日時 ] 2023年3月上旬
[ 動き ] 当社よりご連絡

過去の情報をもとに「買主（不動産会社）紹介」のメール・お電話を差し上げた。条件により売却ご希望と回答をいただき、物件収支など売主様へ確認を依頼。各種情報がそろったため、売出しを開始する。
※管理会社インヴァランスはサブリース解約可能＆解約後の家賃76,500円と確認でき、その条件にて紹介を進めた

[ 日時 ] 2023年3月下旬
[ 動き ] いったん売止めへ

最終の買主提示額は「1,800万円」。売主様のご希望条件と合わず、お見送りとなった。
先々の売却ご検討があり、サブリース解約後の収支確認がとれたため、当社より「サブリースの先行解除・月々のキャッシュフロー改善」を提案する。

[ 日時 ] 2023年4月上旬
[ 動き ] ファミレスにてお打合せ

売主様のご希望もあり、最寄り駅のファミレスでお会いして打合せを実施。サブリースの先行解約について詳細をご案内し、具体的にご検討いただくことになる。
その際「二重サブリースの可能性」を伝え、インヴァランスへの「サブリース解約後の入居者確認」を売主様へお願いする。

[ 日時 ] 2023年4月下旬
[ 動き ] 入居者が判明

インヴァランスより売主様へ回答があり、「入居者がマンスリー事業者」と判明する。この時点で、これまでの売却活動を方針転換。入居者属性が影響し、買主の選択肢や使用する金融機関に制限がかかってしまった。売却活動は再度イチからの再スタートとなる。
あわせて、最高値で売却するには「マンスリー事業者ともサブリース解約」する必要があるたため、解約費用が二重でかかることも判明。売主様にとって大きな課題になった。

[ 日時 ] 2023年4月下旬～5月上旬
[ 動き ] 解約費用の交渉

売却活動をいったん区切り、検討可能な買主業者を選定できたため、売主様の検討をお待ちいただくことに。同時に当社が売主代理として、マンスリー事業者へ「サブリース解約の可否」「解約費用」の確認を行った。
先方提示の初期費用は「約180万円」、インヴァランスのサブリース解約費用と合わせると「約230万円」と、想定を上回る額へ膨らんだ。再度、詳細なお打合せを行うため、お会いすることに。

[ 日時 ] 2023年5月中旬
[ 動き ] 奥さまも交えお打合せ

前回と同じファミレスで、今度は奥さまも交えお打合せを行う。状況が複雑化していたため、整理をしつつ目標値の設定を行った。
ポイントは「サブリース解約費用の減額交渉」「解約費用を支払う以上にメリットのある売却金額」と共通認識を持ち、今後の流れを具体的に決めた。

[ 日時 ] 2023年5月下旬～6月上旬
[ 動き ] 各自の交渉とご決断

売主様にはインヴァランスとのやり取りを行っていただいた。当社ではお待ちいただいていた買主と商談再開、ならびにマンスリー事業者との解約費用交渉を進めた。
5月末ころ買主様から「サブリース解約費用を上回る価格提示」をいただき、売主様へ報告。依然、サブリース解約費用の交渉が課題として残るが、最終的に売却価格2,040万円にてご決断いただく。

[ 日時 ] 2023年6月中旬
[ 動き ] 片判～売買契約

奥さまを交え、片判契約（売主様側の売買契約）のためご職場付近のファミレスにてお待ち合わせ。前述のとおり、すべての課題が解消されたわけではない状況だったが、まずは契約できる状況になったことで、売主様にご安心していただけた。
ご契約の読み合わせ以上に、今後やるべきことについてお打合せした時間のほうが長い片判契約となった。反面、買主様はこれまでの経緯を承知いただいており、片判契約から数日で無事に契約締結となった。

[ 日時 ] 2023年7月中
[ 動き ] 契約後も

本来は契約後、売主様にご対応いただくことはわずかだが、今回はご契約前に近しいボリュームでご対応いただいた。
「インヴァランスとの解約手続きでトラブルが発生」「マンスリー事業者との解約費用に関する最終交渉」「お部屋の状況変化」と契約後も状況が二転三転し、丸1か月ほど売主様（＆買主様）と協議しながら対応に追われた。

[ 日時 ] 2023年7月下旬
[ 動き ] 引渡し日の確定

9月末日までのお引渡し期日としていたが、買主様より「1か月前倒し可能か」ご相談が入った。売主様としても（当社も）早期引渡しは歓迎のため、銀行へ返済連絡を入れ手続きを進めた。
インヴァランス・マンスリー事業者にも解約日の通知を行い、売主様が先行して解約費用をお支払いになった。本来、引渡し日の支払いであることも多いが、売主様にもご協力いただき事前支払いとなった。
最終的にはマンスリー事業者の解約費用も交渉でき、引渡し日が決まってからはスムーズに手続きが進んだ。

[ 日時 ] 2023年8月31日
[ 動き ] お引渡し完了

無事にお引渡しが完了。当日は司法書士へ委任し代理決済となった。売却金額はローン残高を超過し充分なプラスだったが、サブリース解約費用がネックになり最終負担金が生じる結果となった。
ただ売主様は最終的に無事手放せたことに安堵しており、売主様の尽力もあったが、「高く」売ることのできた案件となった。

[ 担当：鈴木より ]
当案件は『売るワンルーム』として行った売却案件ではありませんが、非常に印象深い案件のため取り上げました。
売主様には、お引渡し後もインタビューへ応じていただき、最初から最後まで大変お世話になりました。お引渡し時期はご結婚式の準備時期と重なっていたと後から伺い、大変恐縮です……。
今回は難易度の高い案件に携わり、自身も大変勉強になった＆成長することができたと実感しております。
売主様、このたびのご売却、誠におめでとうざいます！

2023年9月某日
売主様へインタビュー

「売主様がどう思っていたか」もあわせてご覧ください！
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