もくじ
松本:よろしくお願いします。まず最初に、マンションを買われた最初のきっかけとかご理由とか、お伺いできればと思うんですけど。
H様:はい。最初会社の同僚に勧められて、紹介してもらった人経由で知って買いました。
松本:業者さんがいて、同僚の方がいて、その方のご紹介でということですね。元々興味はあったんですか?
H様:何となくそういう資産形成とか不動産投資とかそういったものに興味があって、本とかはいろいろ読んで、紹介を受けたときにそろそろそういうタイミングなのかなと思っていろいろ話を聞いて、購入した感じです。
松本:失礼ですが、今おいくつですか?
H様:32歳になります。
松本:お若いですね。買われたのは何年前ですか?
H様:2021年に買ったので…
松本:ということは27〜28歳で買われたんですね。かなり早い段階から将来的なことを考えて買われたってことですね。
H様:そうですね。
松本:なるほど。紹介されて業者さんの営業さんがいらっしゃって買われて、何件か物件は見られたんですか?
H様:はい。ご紹介いただいたものは見ました。3~4件ですかね。全部アクサス系でした。
松本:同じブランドですね。ということは販売会社さんがそこの関連会社さんだったりっていうことですかね。
H様:そんな感じです。
松本:比較的アクサスのブランドは全体的に分譲額がちょっと高いですよね。結構かっこいいしデザインもあるし、多分原価もかかってるんだと思うんですけど。買われて、それからやり取りとかあるじゃないすか、契約とか金消とか、そのときはご不安とかはなかったですか?
H様:そうですね。当時は不安がなかったわけではないんですけど、その不安よりも購入できるとか、そっちで嬉しかったです。
松本:なるほど。高揚感というか、やっぱりそうですよね。売るのと違って何か手に入れるものなのでちょっとわくわく感というかそういうものが勝っていたということですね。買われて初めて家賃が入ってきて、ほぼほぼローンで支払えると思うんですけど、どういう感覚だったんですか?
H様:やっぱり素直に嬉しいし、手に入れた後にちゃんと収入が周期的に入ってくるので何もやってないけど入ってくるのがすごい嬉しいのと、あとまずその商談というか話をしていく中でおっしゃっていたのが還付金みたいな話をされていて、そのときにはある程度返ってくるからみたいなこと言われてそこへの期待感もあったし、実際もらったときにも戻ってくるなみたいな、そういう感覚があったのでそこは嬉しかったです。
松本:なるほど。月々のキャッシュフローはマイナスキャッシュフローだけど、還付金で戻ってくるようなイメージですか?
H様:月々もプラスだったんですよね。
松本:そうだったんですね!4年か5年持ってたって感じですよね?じゃあ毎年還付金をいただいて、そこの部分ではプラスではあったと。なるほど。今回に売却前後では退去になっちゃったじゃないですか?その前には空室期間とかはなかったですか?
H様:特になかったです。
松本:そうなんですね。
H様:最初はプラスだったんですけど、1年目か2年目のところで修繕積立金が上がって、ちょっとマイナスに若干足が出るようになって、さらに売る直前に退去っていう話があったんで、もうなんかそろそろなのかなと思ってちょっと改めて考え始めて、これもしかしたら買っちゃいけないものだったのかもしれないな、そういう感じになって。 早く売りたいなと思いました。
松本:では売却しようかなって思ったきっかけは退去で空室ということが大きかったということですか?あと修繕金上がったりとか?
H様:そうですね。結構同時なんですけど、修繕積立金が上がってマイナスになったっていうタイミングもあるし、元々アパート住まいだったんですけど家を買ったんですけど、買うときにローンを組めなくなるとか、既に借りちゃってるのでプラスを組めないよねって話が出てきたりとか、あとはそもそも家族もいるし自分の家のローンも払わなきゃいけないのにもし買った不動産のほうで入居者がいないっていうのがずっと続いたときにちょっと体力的に厳しいかもしれないっていう感じになって。
松本:やっぱりここ最近多かったのは、若い20代30代の方で資産形成のためにって独身時代にマンションをいくつか買って、家買おうとしたらローン通らなくて奥さんに怒られて売ることになったとか、そういうパターンが多かったんですけど・・でもHさんの場合は家買うことはできたってことですね?
H様:そうですね。買うことはできました。
松本:だけどそっちのローンと、もし空室になって丸々って言ったら、ダブルローンみたいになっちゃうからっていう、そこのご不安というとこですね。実際にその売却に動き始めたのは今年の何月ぐらいなんですか?
H様:去年の9月とか10月ぐらいからですかね。
松本:そうなんですね。1年前から。まず手始めに何から始めた感じですか?
H様:最初やったのは、管理会社の人とその紹介元の人にもう売却の方向を決めていきたいっていう話をして、そういう手配というかやってくれっていう感じでお願いしました。
松本:なるほど。売りたいんでっていう話をされたんですね。そしたら先方の反応はどういう対応だったんですか?
H様:「あ、いいですよ」みたいな感じで、特に何か言われるでもなく「いくらぐらいで売りたいですか?」っていう感じで言われて、そんなもんでいけるのかみたいな感じで。「買った値段とできればトントンにしたいんでトントンでお願いします」っていう感じで最初掲載とかしてもらっていました。
松本:もう売り出しはローンが消えるような金額でやってもらってた状態だったんですね。 これちょっと横道ですが、そのときのお気持ち的には買ったところじゃないですか。そこにやっぱ売りたいんだっていうのって、ちょっと気まずい感じなんですか。
H様:気まずさはなかったですね。
松本:逆にこんなの勧めやがって的なのもありましたか?
H様:若干ありました(笑)そういうのもありつつ、しかもそういう売り方を僕にしてきているので、すごい申し訳ないんですけどそういう売ってくれ方をするのかなと思ったんです。
松本:逆に同じようにやってくれよと。あれ、新築でしたっけ?
H様:中古です。
松本:そうか。同じようにやれば売れるんじゃないかっていうふうにちょっと思ったってことですね。そしてちょうど1年前で紹介業者さんの動き的にはどんな感じだったんですか?
H様:まず連絡したんですけど、掲載をした・してないの連絡もこっちからせっつかないとなくて。レインズに載せると思うんですけど、そういう情報ももちろん見れないので出てるかもわからないというのが続いて、せっついてもダメ。「どうやったら売れますか? 売り方を考えてください」って言ってもあんまり一緒に考えてくれずにっていうのがもうずっと半年以上続いたんです。
松本:結構放っておかれちゃった感じなんですね。去年からだから春先ぐらいまで。その後はそれからまた他動いた感じですか?
H様:そうですね。そのときに今の家を買ったときの土地を仲介してくれてる業者さんがいて、その方はすごく信頼を置ける方でずっと前からその賃貸選んでたときとかにも連絡をさせていただいて、すごく印象が良い方だったので、今回家も決めたぐらいの方だったので。その方にちょっとこういう状況なんですけど信頼できる人があまりいなくてって形で1回相談をさせていただいたっていう感じですね。
松本:はい。
H様:それで今年の4月〜6月ぐらいまではその方と一緒に動いていたんです。
松本:なるほど。土地をっていうことは仲介会社さんですよね。 地元のですか?大手さんですか?
H様:地元になりますかね。
松本:じゃあ同じように媒介契約をして売り出しをするっていうような感じで動いてもらった。それで問い合わせとか申し込みとかあったんですか?
H様:はい。そうすると業者さんとかからその方に連絡がいったりとか、その方のお付き合いのある業者さんにその方からも電話をかけてくれて、金額を出してもらったのはあります。
松本:なるほど。そこで決まらなかったのはちょっと伸びなかったんですか?希望よりかなり。
H様:はい、そうです。金額的に今回売った金額よりもマイナス100から200万ぐらい下のものしかやっぱり出てこなかったっていうのと、そこの会社さんが居住用のマンションとか土地とかの専門なので投資系の不動産が正直得意ではないというのはもう最初から言われていたんです。
松本:なるほど。 次はまた別のところとかに相談した感じですか?
H様:そうですね。そこからちょっと改めて不動産投資物件の売買を専門に扱っている業者さんのほうがいいなと思って、そこからは自分でネットで検索したりして調べて20社ぐらいリストアップして、全部連絡入れて。
松本:全部ご自身で連絡したんですか?
H様:自分で、はい。
松本:一括査定とかっていうのはやられなかったんですか?
H様:やらなかったですね。
松本:その理由は?
H様:一括査定は何かあまり良いイメージがなくて…
松本:何かやられたことあるですか?車とか、引っ越しとか?
H様:あります。引っ越しで。電話がワーッと来て…
松本:不動産も一緒です(笑)額が大きいからみんなもっと必死ですから。
H様:ですよね。 なんかすぐ「買主が見つかりました!」みたいな連絡が来るようなイメージで、ちょっと怖いなと思ってたんですよね。
松本:そうなんですね。 どこか何社か選んで声をかけた感じですか?
H様:そうですね。20社上げて、最初の応対であったりとか何回かのやり取りでちょっとずつ絞って、最後は4社くらいまで絞って、最終的に御社の方とお話させていただいたんです。
松本:うちも並行でだったんですね。ありがとうございます。 その頃合いで売るワンルーム自体は見つけたのは、YouTubeの方ですよね?Webですか?
H様:ネットで見つけました。
松本:そうなんですね。それはすごく嬉しいです。 うちはYouTubeからの方が大半なんですけど、一応サービスの流れとしてはベースであるWebサイトから来て欲しいんですよね。 本当は。そこに付随してYouTubeがあるっていうのが理想なんで。やっぱり動画だと、興味本位の人も多いじゃないですか。 今回みたいにネットから見つけていただくと、もうずばっと来るお客さんばっかりになるはずなんで・・じゃあYouTubeの存在はあんまり知らずにという感じですね。見ていただいてウェブサイト的には最初よくわかんない感じじゃなかったですか?名前はわかるけど、どんな会社なのかっていう。
H様:売るワンルームさんのページと御社の公式ホームページあるじゃないですか?
松本:会社の方ですね。
H様:別じゃないですか。 両方に連絡入れていて。
松本:確かに。そうですね。問い合わせフォームと売るワンルームのフォームに両方いただいて。
H様:そうです。売るワンルームさんのホームページだとやっぱ不動産投資の売買で専門的だなと思って、もしかしたらそれこそトントンとか買った金額と同じぐらいで売ってくれる可能性があるかもしれないってちょっと思って、藁にも縋る思いで一応やって。
松本:そうなんですね。
H様:リムズさんのホームページの方は、どちらかというと誠実さというかちゃんとしてらっしゃる会社だなっていうイメージもあって。
松本:本当ですか??
H様:はい。不安が大きかったのでちゃんとしてるところがいいっていう話を、それは妻となんですけど話しながら連絡しました。
松本:嬉しいです。ありがとうございます。そのベースには最初に買った業者さんとか不動産会社に対する不信感というのがあるような感じですね。
H様:そうですね。
松本:なるほど。でも買うときはさっきお伺いしたようにあんまり不安ないっていうか騙されたわけではないけど、こういう商品だとは思わなかったって感じだったんですかね?
H様:そうですね。その通りで、買うことを正当化する理由を集めていたっていう感じがします。
松本:自分が買いたいもんだから。でも悪いもんではないと思いますけどやっぱり物件次第ですよね。そしてまず他の会社さんと同時進行で売り出しっていうか、媒介契約をされてたんですか?
H様:いや、そこはもうしなかったです。
松本:しないで、金額出してって言って。
H様:ちゃんと前提で信頼できるところとしか媒介契約を結びたくないって言って。それもネットとかの情報ですけど見たときに「結んだが最後」みたいなのとか見て、それでもまだ騙されるみたいな感じだったんで、もう騙されたら駄目だっていうのですごく丁寧に調べました。
松本:めちゃめちゃ慎重に今回は進めたってことですね。でもちょうど1年前から動き始めてのあれだから、そこまでなってもおかしくないですよね。売るワンルームとあと他の会社さん、金額とかも様々だと思うんですけど対応的にはどんな違いがあったんですか?
H様:そうですね。他の会社さんだと、パターンでいくと3パターンくらいあって。
松本:3パターン?
H様:はい。1個はもう「買主がいます」とか「今だったらこれぐらいで全然出せます」みたいな感じの会社さんが1個ありました。もう1つのパターンでいくと最近のデジタルにこれぐらいの収益になりますとかって…
松本:AI査定ですかね?
H様:そうですそうです。っていうのを見せてくれるような会社さんがあるのと。あとは「端からちょっともう全然金額いかないですけど、それでいいんだったら買います」みたいなそういう買い取り業者系の感じなんですかね。この3パターンがありました。
松本:はい。
H様:リムズさんの場合は、そのどれにも当てはまらなかったんですよ。 最初の動画で、そもそもワンルームの売り方ってこういうルートがあるっていう査定動画をいただいて、その上で自分が買った物件をロジカルにやったときに、売り出し価格としてはこれからこれぐらいなんですよねっていう話をいただいていて。何か他の会社さんとはやっぱちょっと違くて、買い手がいるかいないかもそれは僕もわかんないだろうなと思うので言ってこないですし、そりゃそうだよねっていうそこでもなんか信頼がありましたし、「いくらだったら売れます」って金額バンバン言ってくる会社さんと違ってやっぱ、論理的にそういう裏の理由があるのかみたいなのをちゃんと教えてくれたので違いがあったかなと思います。
松本: 要は金額云々の前にアプローチの仕方っていうか、説明とかその前段が全然違うっていうそういうイメージなんですね。 買いたい人がいますとかこんぐらいですってグラフ出す、あとは無理そうだけどちょっとやってみようみたいな。うち除いてその三つだったらどれが印象が良かったんですか?
H様:印象は正直どれもあんまり良くなくて…強いて言うなら二つ目のAIの査定が若干良くて、理由がデータで可視化されてパンと出てくるんで、根拠がやっぱ見えるっていうので少しは信頼おけるかなっていうのはちょっとありました。
松本:なるほど。ほぼほぼ同時進行でうちも含めてその4社。決めていただいてありがとうございます。うちの場合は正式に売り出しっていうとどうしても媒介契約いただく形になってるんです。 うちではそのやり取りはLINEになっているじゃないですか。そこに関しては大体やりやすいって言ってもらうんですけど、いかがでしたか?
H様:そうですね。 やりやすいのと、あと逆にちょっとLINEとかだと怖いっていうのもあったんですけど。本当のちゃんとした会社さんとかならメールでもいいですって言ったりとか、ちゃんと書面に起こしてくれると思うんですけど、さっき言ったその3パターンの金額バンバン系はショートメッセージしかなかったんですよ。
松本:ショートメール、SMS。はい。
H様:もうそこでも何かやり方としてちょっと嫌だなと思って、鈴木さんは基本メールでやらせてくれたんですよ。
松本:あ、LINEじゃなかったんですね。
H様:はい。っていうのもあってやっぱ対応の仕方に誠実さが全然違うなっていう印象でした。
松本:結局、ショートメールとかLINEも正直そうなんですけど、受け手側も便利なんだけど、送る側こっちは業者なので、早く伝えたい早くレスが欲しいからああいうチャット形式を望むだけであって、メールはやっぱり送って開封通知付けるのもいやらしいし、見てるかわかんないし、いつ返事来るのかなってこっちは思っちゃうので、できるだけやっぱりメールじゃない方が…とは言うけど一応うちもLINEを推奨してるんでLINEメインなんだけど、一応電話番号もあるしメールもあるし選んでいただくようにはなってるんで、だからメールを作っておいてよかったです。
H様:そうですね。
松本:LINEじゃないと絶対駄目ですってなったらまたそこで不信感になっちゃいますもんね。
H様:なんかすぐ切りやすいんじゃないすか。LINEとかだと。それこそ媒介契約結んだはいいけど、その先いなくなっちゃったらどうしようとかがあったんですけど、鈴木さんはちょっと何か話が長くなりそうならメールでもいいし、逆にすぐの情報であれば、ショートメッセージでくれて、そのバランスがすごくよかったです。
松本:そうだったんですね。じゃあLINEは使ってないって感じですか?
H様:そうです。
松本:そうなんですね。おそらく電話をする回数とか、ましてやその契約するまでは会いましょうとか、こちらからってほとんどないと思うんですけど、テキストベースっていうのは楽でしたか?
H様:そうですね。楽でした。
松本:よかったです。あんまり情報を聞かないでインタビューしてるんでわからないんですが、最初売り出してからどのくらいかかった感じなんですか?売り出してから評価金額はすぐ出るとは思うんですけど。
H様:記憶があれなんで申し訳ないけど、ざっくり7月頭ぐらいから動いて1ヶ月半ぐらいで最後まで決まったと思います。
松本:なるほど。そこからお会いしてから片判契約って感じですかね?
H様:そうです。
松本:それは期間的にはやっぱり長いなっていう感じですか?早いなと思いました?
H様:ちょっと慎重になってたんで全然ちょうどいいスピード感というか
松本:急かされることもなく、遅すぎもせず。そうなんですね。私、実は業者さんに内見してもらうのにキーボックス設置しに行ったんですよ、自宅近いんで。直前で空室になって、そういった期間っていうのは当然ローンは自分でお支払いしなきゃいけないと思うんですけど、それは何ヶ月続いてしまったんですか?
H様:ローン払ったのはちょっとぱっと出てこないですけど、たぶん2ヶ月か3ヵ月だと思います。
松本:ちょっと前後しちゃうんですけど最初買ったときサブリースは勧められなかったんですか?
H様:そこだけは絶対についてない物件を選ぼうと思っていて、調べたときに。
松本:サブリースは避けてたんですね。勧められはしたんですか?
H様:サブリースもありますとはさらっと言われたんですけど、絶対にやめようと思って。
松本:そうですよね。 サブリースしなきゃいけないような立地の物件だったらそもそもっていうのもあるし。本当にサブリースで皆さん困ってたり、売却のとき結構不利になってる方がほとんどなんで、そこは正解だったのかなと思います。 決まってから片判契約は鈴木がこちらまで来た感じですか?
H様:僕が伺いました。
松本:弊社に来ていただいたんですね。わざわざありがとうございます。 鈴木はお会いした感じはどんな印象だったんですか?
H様:そうですね、何か電話とか動画で見る印象そのままで、
松本:よく喋りますよね。
H様:はい、話していただいて本当にまっすぐで誠実な方だなという印象です。
松本:ありがとうございます(笑)。 いつもみんなそう言うんですけどそうでもないんですけどね。いや誠実ですけど(笑)ありがとうございます。 動画の方はYouTubeから見つけたわけじゃないってことだったんですけど、その後YouTubeってなって、たまに何本か見ていただいたような感じですか?
H様:そうですね。2〜3本見ました。
松本:そうなんですね。 もう本当にウェブサイト経由でっていう感じですね。でも今回お話聞いてると、ご自分の中では失敗したというか、あぁって思ったのかもしれないですけど、買う前も買ったときも持ってるときも売るときも、かなりご自身で勉強されてるっていうかそういう感じにお見受けするんですけど、やっぱり失敗しないようにっていうところですかね。金額的なところっていうのをちょっとざっくりしか聞いてないんですけど、結果的には今回プラスだったんですか?マイナスだったんですか?
H様:マイナスでした。
松本:なるほど。我々も売却するときに、マイナスで損切りで売る人・プラスで売る人・トントンの人がいるんですけど、マイナスで売るのっていわゆる不動産投資家さんとか不動産投資をわかっている人であればあるほど「いやなんでマイナスというのか理解できない」みたいなことを言うんですけど、私はわかるんですよ。 理由が。ちなみに今回そのマイナスを出してでも売却に踏み切られた理由っていうのは何かあったんですか?
H様:はい。 2つあって、1個がその物件単体での収益化がほぼほぼ見込めないんだっていう状態で買っちゃってたってことに気づいたんです。
松本:スタートの時点から?
H様:はい。っていうのがまず1個あって。このまま持っていてもっていうのは若干あったんです。もう1個がやっぱ持つってなると中長期的なリスクやっぱ考えなきゃいけないと思うんですけど、退去みたいなことは考えたんですけど、この売り出しの期間に火災報知器がいろんな棟でエラーが出始めて、取り替えるみたいな話になったんですよ。 そのとき僕は手出しなかったんですね。その修繕金とかが出たんですけど。同じように給湯器とか家の中の設備で起こるよなって思ったときに、結構大きいんじゃないかと思って、それは正直全然考えてなくて、そこをトータルしてもやっぱ買った金額が高いからその後収益が仮に出たとしても賄える分じゃなくなるなってちょっと思っちゃって。 もちろん家族もいるんでそこら辺のリスクは持てないから、若いうちに早めにマイナスでも売ってその分は埋めていく形の方がいいなと思って手放しました。
松本:そうですよね。そのまま順当にローン元金減らしていくだけであれば、損益分岐点って多分まだかなり先なんでその間に出ていくお金って考えてしまうと、もう物件はなくなっちゃうけど今回マイナスで出したけどそれ以上にはならないですよね。
H様:それがさっきのパターンにあったAIのところがそういうシミュレーションしてくたのが良くて。プラスになる年齢が100とかで死んでるなと思ったのと、
松本:100歳ってことですか?(笑)
H様:はい(笑) どれぐらいマイナスなんだろうって見たときに、今回手出しをした4~5倍ぐらいって時点でもう、もう意味がないって思いました。
松本:たしかに。もう計算上は利益を出すのはこの物件じゃ不可能だっていうことがわかったってことですね。ちなみにそこどこの会社さんですか?
H様:◯◯◯ーさんです。
松本:なるほど。でも◯◯◯ーさんもめちゃめちゃ高く売ってますけどね。逆に(笑)
H様:それもなんかちょっと思っていて、僕らが提示するより安く出されるみたいなそういうのもあってちょっと…
松本:なるほど。でも一番納得いったっていうとこですね。
H様:シミュレーション自体はまじまじと現実を突きつけられたというか。
松本:はい。ちなみに買われたときにはまだ独身だったんですか? もう結婚されてたんですか?
H様:結婚はしてました。
松本:そうなんですね。買われるときは奥様にはご相談されたんですか?
H様:はい。買うときは軽くですけど。したんですけど、当時の話をしていると、結構説得をしにきてたって言ってました。
松本:あー、これはこうだからこうだ、いいものだからって買いたいがためにって感じですね。もうあれですねロジカルに言ってきて、言い返せないぐらいの。
H様:そうです。
松本:それで結局売るってことになったら奥様はほっとされてたような感じなんですかね?
H様:そうですね。ほっとしたの半分、最初から言ったでしょっていう感じで、やっぱそりゃそうだよなって。
松本:そういうとこ女性は正しいですよね。
H様:はい。最初からそうするべきだったなと思って。
松本:でも1件買うと、2件目どうですかとか3件目どうですかっていう営業は来られなかったですか?
H様:来たんですけど、来たときにはもう修繕積立金が上がっちゃっててマイナスに転じたぐらいで、同じようなこと起きるならちょっとなと思って、そこは買いませんでした。
松本:もしかしたら順調にいってたら、いいよいいよってあったかもしれないですね?
H様:もしかしたら、そうですね。
松本:良かったのか悪かったのかあれですけど。逆に売却の営業っていうのはどのくらい来てましたか?ダイレクトメールとか、電話営業とか。
H様:あんまり来てないですね。その方からってことですか?
松本:じゃないです。いろんな仲介会社さんから売りませんかっていうダイレクトメールとか。
H様:ダイレクトメールは買った直後ぐらいに2社ぐらいから郵便が届いたのはあるんですけど。
松本:そうなんですね。 買った直後なら普通に考えて売らないですけどね。お持ちになってて、売却するまでの間いろいろもう相談する先がなかったじゃないけど、自分で考えて買って自分で考えてどうしようと思って当然買ったところに最初は言うけど、かなりその辺は負担だったっていうか、結構相談する先がなくて…
H様:そうですね。なかったですね。その信頼のおける人に相談したいなと思ったんですけど、それの選定基準がよくわからなかったです。
松本:そうですよね。 地面師じゃないですけど全員悪者みたいな。
H様:そうです(笑)。
松本:確かに。そこは難しいですよね。 しかも知ってる人じゃないから。一番良かったのは家買った業者さんが一番信頼できる方だったんで、うまくやってもらえたらスムーズだったかもしれないですよね。でも1年は長かったですね。
H様:本当に長かったですね。自分も振り出しを忘れるぐらいになってるんだと思いました。
松本:持ってる間とか売り出してる間とか、マンションのことってどのぐらいの頻度で思い出すんですか?仕事中とか。
H様:仕事中は基本思い出さないんですけど、でも月に1回収支というか銀行から出ていく入ってくるのが見えるので、そのときぐらいにちょっと思いを巡らせるっていうのはありました。
松本:売り出してからやっぱり気になりだすっていうか。そうなんですね。契約に関しては最初来ていただいて契約終わって、お引き渡しまでのうちの鈴木の方の対応なんですけど、そこに関してはご不安はなかったですか。
H様:全く不安もなく、不安に思ったことはお伝えをするとちゃんと教えてくれたりとか。
松本:最初に申し上げたんですけど、お引き渡しもわざわざ来ていただいてって私言ったんですけど、来ないんですよ普通。わざわざ来ていただいてもやることなかったと思うんですけど、どうしてわざわざ来ていただく感じになったんですか?
H様:最後まで気を緩めちゃいけないと思って。自分で落とし前をつけるみたいな気持ちがあって。
松本:禊じゃないけど、最後まで見届けるみたいな感じですね。
H様:はい。最初に買ったときの方っていうのがほぼ個人みたいな方で、全部カフェとかそういうところでやったんですよ。
松本:事務所がないブローカーさんみたいな感じだったんですね。
H様:はい。全然そういう頭にはならなくて僕自身が。なので、まずそもそも売買契約とか結ぶのは、何があっても来てもらうんじゃなくてそもそも会社があるかどうかを見たりとかしたくて。
松本:だからいらっしゃったんですね。 決済までいらっしゃいましたもんね。
H様:はい。売るときはもうおっしゃる通りちゃんと自分でその場で居合わせる。 確かに僕、そんな目利きではないのでわかんないですけど、居合わせることで何か不正にならないように最後の最後まで気をつけたいっていうところと、あとその場で電話とかで確認したかったし、もう2度とこういうことないようにと思って、ちゃんと行って自分の過去も精算しようみたいな。
松本:なるほど、素晴らしい。正解だと思います。 そもそも買うときも物件見てないし売るときも物件見ないで、1回も見たことなくて損切りして売る人もいるぐらいなんで、何のためにやってたのかなっていうところはありますよね。素晴らしいと思います。でも職場のご紹介って言ってたじゃないですか。 周りでもしマンションをこれから買いたいっていう相談をされたら、どう対応しますか?
H様:不動産投資ですか?あー、僕はやりたい人なら止めない派ではあるんですけど、自分の経験をまるで他の人がやったかのような感じでちゃんと伝えると思います(笑)
松本:自分がやったとは言わないんですね(笑)なるほど。所有中は「俺こういうの持ってるんだよね」みたいな話をする友達とか、伝えたりはしたんですか?
H様:してないですね。
松本:そうですよね。 機会もないしわざわざ言うほどでもっていう。なるほど。周りにもいらっしゃるんですか?持ってる方とか持ってそうっていうのは。
H様:いますね。
松本:だって職場の方の紹介ですもんね。その紹介してきた人に対してはもう触れずって感じなんですか?
H様:そうですね。同期で同僚で仲良かったんですけど、あんまり連絡取ってないです。
松本:そうかリモートだからあんまり会うこともない。接点もないですか?
H様:ないです。
松本:まだ会社は一緒なんですよね?
H様:あ、もう全然違うんです。
松本:そうなんですね。 当時のそこはあんまり思い出したくないかもしれないけど、ちょっとあれですね。
H様:そうですね。 なんかちょっと怪しいなって今更ですけど思いましたね。その後彼は留学に行ったんですよ。社会人留学で。
松本:そうなんですね。相当ですよね。 500〜1000万は余裕でかかりますよね。1年で。
H様:はい。じゃあその資金はどうしたのかなっていう、なんかそういう勝手な紐づけをしちゃったんで…
松本:怪しいかもですね。 たくさん紹介してたんであれば、それはそういうことだったのかもしれない…もう思い出してもあれなんで(笑)わかりました。 最後にざっくりですけど、インタビューなんで無事終わってるので、いいことを言っていただけるとは思うんですけど、売るワンルームのいい点とデメリットっていうかもうちょっとこうした方がいいっていう、ご意見あったらお伺いできたら嬉しいです。
H様:そうですね。 悪い点は特にはなかったなとは思っています。 強いて言うならば、買った金額が買った金額なんですけど、トントン近くで売りたかったなっていうのはあります。
松本:もう少し。
H様:そうですね。 考え方とかロジック的にも、やっぱそれが難しいっていうのは、もう知ってた上だったので、それはしょうがないかっていうふうに思ってるんですけど。それぐらいですかね。逆に良かった点でいくと、やっぱ他の会社さんと違ってすごく誠実というか、何か例えば根拠の提示をしてくれたりとか、受け答えをちゃんとしてくれたりとか、なんか面倒くさがらない感じの対応をしてくれているなっていうのはすごくありました。
松本:なるほど。
H様:やっぱ急かされないし、とはいえ決断全然できないみたいなときには、やっぱちゃんと教えてくれて決断を後押しをしてくれるし。
松本:多少背中を押す部分もあったり。
H様:はい。そういうのがありました。なので最後までリードされっぱなしではなくて、ちゃんと一緒に伴走してくれてる感じがよかったと思います。
松本:なるほど。ありがとうございます。もし売りたいって人がいたらおすすめしていただけるようなサービスですかね、売るワンルームは。
H様:そうですね。はい。
松本:その際にはぜひよろしくお願いいたします。 もう時間なんで終わりにさせていただくんですけどが、ここまで逆に何かご質問とかあります?これって何だったんですかとか?
H様:そうですね。特にないです。
松本:結構勉強されましたですからね。ワンルーム投資でこういうとこがわかんなかったとか、そういうのも別にないですか?
H様:何となくやっぱわかったって感じですかね。 買ったときとか持ってたときは、何か勉強してるが故に勉強してるから大丈夫だっていうのがあって。
松本:これからもし将来的に何かこれはっていうのがあったら、また不動産に手を出したりする可能性っていうのはありますか?
H様:今のところはないです。
松本:さすがにそうですよね・・こないだ決済終わったばっかりですしね。今日はお仕事前なのにお時間いただきありがとうございました。
H様:ありがとうございました。
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(強引な営業はいっさいありませんので、ご安心ください)