お客様(成約者)へのインタヴュー

エスリード新大阪、エスリード四条河原町

エスリード新大阪、エスリード四条河原町

~売るワンルームチャンネルと他チャンネルとの違い~

松本:よろしくお願いいたします。早速ですが、売るワンルームの前に元々売却をお考えになっていたのはいつぐらいからですか?

N様:そうですね、買ってしばらくしてから思い描いてた感じと全然違うと思いました。最初98年だったと思うんですけど、その当時は金利も安くて、その後30年くらいのあいだ不況が続くなんて誰も思わなかったので、その後必ず上がってくると。で、そうなったときにいろいろメリットがあるから、今からそういう投資で言うところの仕込み時期だっていう考えで買ったのが最初です。でも後を返してみればその後どんどん価格は下がっていきました。

 

松本:なるほど。

N様:なのでどんどん下がっていくってことが、状況が思わしくないので何とか処分したいけど、いやでも状況が悪いからダメだよなと思って、ようやくっていう頃合いで。

 

松本:確かに十数年前よりは相場も上がってきて、今、相場自体は良くなってると思います。では売却自体は潜在的にもうずっとお考えになっていたということですか?

N様:はい。

 

松本:それまでの間は、電話営業だったり、DMだったり、いろいろ売却の営業電話はたくさん来たんじゃないですか?

N様:そうですね、はい。

 

松本:今まで売り出しとかはされたことはなかったんですか?

N様:はい。電話はしょっちゅうかかってきます。もう自分の知らない電話は出ないです。自宅に突撃してくる方もいらっしゃるので、6〜7年前に初めて来たときは恐怖でした。今はもう慣れちゃいましたけど。

 

松本:今も来るんじゃないですか?

N様:まあ、でも年に1回か2回くらいです。

 

松本:そうなんですね。あんまり相手にしないっていうか、話はしないですか?

N様:話をし出すと応酬話法なので、カットします。最近は5分くらいですぐ引き下がってくれますけど、6〜7年前は全然引き下がってくれなくて、恐怖を感じるくらいしつこかったです。

 

松本:そうなると、向こうからやってくるような営業は、もう相手にしたくないような感じだったんですね。

N様:そうですね。業界の方なのでなのでわかると思いますけど、9つも部屋を持ってると、その…。

 

松本:かなりの頻度で来そうですね・・

N様:そうですね。微妙な部分があって、完全に信用できる方とそうじゃない方と見分けがつかなくて。

 

松本:はい。

N様:特に向こうから買いたいっていう人は絶対おかしいと思っていて。

 

松本:なるほど(笑)。今だとインターネットで例えば一括査定とかもありますけど、そういうのはされたことなかったですか?

N様:一括査定はちょっとよぎりました。今は若干情報過多なので、一括査定すると車でも何でも山ほど来るじゃないですか。

 

松本:おっしゃる通りですね、電話がもう鳴り止まないし、しかも自分からお願いしてるんで、もうバンバンバンバンきて、てんやわんやになりますよね。

N様:マンションはやったことないですけど、例えば自動車とか自動車保険とかやったことあるけど、ものすごくなっちゃって。車だったら家族とか、家内もわかっているんですけど、不動産は勝手にやってて家族に心配かけたくないので。

 

松本:そうですね・・家にいっぱい来ちゃっても困っちゃいますもんね。弊社を見つけていただいたのはYouTubeですか?

N様:そうです。

 

松本:おそらくなんですけど「売るワンルーム」をいきなり発見するっていうよりは、他のチャンネルを見ててっていう感じですよね?

N様:あ、そうです。

 

松本:他にはどういうチャンネルを見てらっしゃるんですか?

N様:どこから引っかかってきたのかわかんないんですけど、いくつかチャンネル見ていて、○○○○さん、○○さん(不動産系YouTuber)とかですかね。

 

松本:はい、存じております。売るワンルームがおすすめに出てきたとかですか?

N様:はい。

 

松本:もう名前からしてワンルームだから、見ていただいた感じですかね。

N様:そうですね。他のものと同じように全部パパっと見て、はい。

 

松本:私と鈴木って普段からあのままなんですね。会話とかやり取りも含めて。そしてほぼ編集もせずに、そのままワンルームとか売却について、ペラペラ喋っているだけなんですけど、最初はどんな印象でしたか?

N様:他のチャンネルより、一般論とかそれからこういうふうに戦略を組み立てていくんだってこととか、割と具体例が多かった印象です。

 

松本:具体的な内容が多かったと。数字とか、あとは物件とかですかね。

N様:そうですね。実務をやってらっしゃるって感じ。

 

松本:なるほど。

N様:他の方は、その人が本当に不動産業やってるかどうかわかんないです。○○さん(不動産系YouTuber)だから本物だと思ってるけど。

 

松本:確かに。

N様:例えば○○さん(不動産系YouTuber)は社長さんだとは思うんですけど、本当に実務をやっているかどうか。若い頃はやっていたかもしれないですけど、今やっているのかどうか。

 

松本:確かに。おっしゃる通りですね。それでちょっと他と違うなって思っていただいたんですね。LINE登録していただいてお問い合わせいただいたと思うんですけど、いきなりじゃなくて何回か見たような感じですか?ホームページ見に行ったりとか。

N様:ホームページを見たのはだいぶ後ですね。

 

松本:YouTubeだけでそのままご登録いただいたような感じですか?

N様:そうですね。やり取りが始まってから、会社が上野にあるんだとか知りました。

 

松本:そうなんですね。じゃあ言ったらYouTubeの内容とか印象だけでそのままお問い合わせいただけたっていうことですか。

N様:そうですね。そこはもう本当にふわっとしてて、何かこう動機があったとか具体的な決め手があったわけじゃなくて、純粋に雰囲気とか人柄とかふわっとした感じで。

 

松本:そうだったんですね(笑)。ふわっとしたところで、何となく大丈夫かなっていうところですかね。ありがとうございます。弊社のやり方っていうか、やり取りの特徴がLINEでテキストベースっていうところと、あと一番最初に動画で査定をお渡しして、そこからやり取り始まるっていうところで、普通だと電話でのやり取りだったり一回会いましょうとかあると思うんですけど、そこを逆にあえてテキストにしてるんですけど、そこについてはいかがでしたか?

N様:割と早い段階で鈴木さんと一回コンタクト取ってもらえたので、あとお会いしてからはテキストの方が全然楽でした。この不動産の業界だけなのか、それとも東京と大阪の違いなのかわかんないですけど、大阪の業者は絶対に電話なんですよね。

 

松本:(笑)。

N様:最近なってようやくメールとかそういうのが出てきてくれたんですけど、本当に平成の終わりぐらいまでずっと電話だったんですよ。管理会社さんが大阪なので、空きが出ましたけど次どうしますかって電話なんですよね。どうしてメールしてくれないのかなってずっと思っていたので、テキストはすごくありがたかったです。

 

松本:ありがとうございます。うちへのお問い合わせはLINEでやり取りしてた感じですか?

N様:そうです。最初はお問い合わせフォームから。

 

松本:なるほど。テキストベースだと見返したいときでも見返せるのが良かったという印象ですかね。

N様:はい。LINE自体はスマホになりますけど、デスクトップでもできるので。

 

松本:はい、そうですよね。売るワンルームの特徴として、動画で査定をお渡ししてるんですけども、それに関してはわかりやすいとか、良かったとかありますか?

N様:動画ってすごいなと思って見ていました。

 

松本:本当ですか!ありがとうございます!

N様:あれ逆に全部テキストだと見ないと思うんです。

 

松本:おっしゃる通りです。多分同じ感じで文字数にしたら結構ありますし、PDFで紙なんかにしたらかなり分厚くなるかもしれないです。

N様:読んでおいてくださいって言われたらたぶん読まないと思います。

 

松本:たしかに(笑)。ながらで見れるっていうところが良かったですかね。内容については、鈴木の方もフォーマットが固まってて、最初は概要確認、途中で一番ポイントなのは、投資用ワンルームはどういうふうに価格が決まっていくかっていうその仕組みの部分と、最終的に金額の部分、そういう3部構成でやってると思うんですけど、30~40分とちょっと長尺にはなるんですが内容についてはわかりやすかったですか?

N様:もちろん。すごくわかりやすいし納得できました。もうずっと漠然と思っていたんですけど、よく言われる利回りとか云々ってあると思うんですけど、多分皆さんの言い方でいう積み上げっていうんですかね、「家賃×12÷利回り」みたいな価格の算定の説明を受けて、それももう十数年前から物件価格がそういうふうになるって決まっているのに全然違う価格で買えますって言う業者はおかしいってずっと思っていたんですよ。

 

松本:もうある程度は計算式自体はご存知だったんですね。

N様:漠然とそのはずだと。5万円の家賃なら年間60万だから、それで利回り5%だったら1800万だろうとか。

 

松本:それより安く言ってくるとこが多いからってことですか?

N様:はい、めちゃくちゃだなと。あと価格言わないとか。

 

~投資用ワンルームを9件買った理由~

松本:ありがちですね・・ご相談いただいたのは最初にお買い上げになった2件と、あと3件他の物件もあられたと思うんですけど、そちらの方は後から買われたって感じですよね?

N様:そうですね、ちょっとごちゃごちゃしてて申し訳ないんですけど、一番最初に買った98年は京都、そこから6件は○○○○○さん(販売会社)、大阪のディベロッパーなんですけど。で、最初の1件は、担当者は全然覚えてないんですけど、僕が「あんまりうまくいっていない」ってことを言っていたら、その上司にあたる人が「申し訳なかったです。あれは確かにちょっと価格としては高かったので、今ちょうど審査から1つ出たので、これで何とか収支を持ち直すために買ってくれませんか」って言ったんです。その方から結局その最初の2つと残り4つ、数値の改善を目的として買って、6件まで買ったんです。

 

松本:はい。

N様:その方は10件まで行けば青色申告ができるから、ここまで来たならいきましょう、と。ただ頭金も必要なんで、そんなに連続で変えないよって言ってて。そして6件まで来た段階でその方が○○○○○(販売会社)をやめたんです、独立されて。残り3つはその独立されたところから買ったんです。

 

松本:そうだったんですね。今回その3件のサブリースが外れない外れるってお話ちょっと聞いてたんですけど、それはそこの社長さん、○○○○○(販売会社)出身の物件だったってことですか?

N様:そうです。もう会長になってるんですけどね。

 

松本:そうなんですね。それだけ件数を買ったのは将来的に青色申告できる10件、10戸数っていうのを目指したんですね。

N様:そうです。目指してたってことです。でも9件で止めてたのは・・10件にすることに踏ん切りがついてなかったんです。

 

松本:なるほど、あと1件だったけど・・でも買われて最初ご質問したようにあんまり・・っていうことだったんですけど、持ってて節税とかも結局は繰り越しにはなってしまうと思うんですけれども、それだけの件数を買えるということはおそらくある程度高い年収もあられただろうし、還付金だとか節税効果などのメリットにはなったのでは?

N様:多少は、はい。

 

松本:あと月々の収支は全体的に改善できたんですか?

N様:買い足してるうちはできてるんです。ただ、普段なかなかプラスにはならないですね。

 

松本:じゃあ手出しがない程度に、元金が減っていくような感じですかね。

N様:その手出しっていうのはなかなか難しくて、ローンの支払いがあって、管理費だったりとか、たまにくるような修繕費とか、入居者の入れ替えてもらう費用のところ全部入れたら絶対マイナスだと思うんですよ。ちゃんと計算してないんですけど。

 

松本:やはり新築購入だとどうしてもそうなりますよね。N様がお持ちになってて売りたいっていう気持ちがベースにあったとして、持ってて苦労したっていうか、嫌だな心配だなって思ったのは、どういう点ですかね?

N様:そうですね、お金かな。マイナスとかね。当初一番最初に思ってたほど増えるわけではないっていうのと、あと毎年毎年の確定申告が激務でしたね。

 

松本:自分でやられたんですか?

N様:はい。

 

松本:9件はちょっと大変そうですね。

N様:最初の頃は本当にもう丸2日ぐらいかけて、家にこもりきりで書類を探していました。

 

松本:でもだいぶ長く持っていて慣れてきてという感じですか?

N様:どれくらい前ですかね、5〜6年前から税務署の方がe-Taxの入力方式に変わったんです。

 

松本:はい。

N様:それまで全部手だったので、電卓叩いて手で紙に書いていたのが、突然年数入力していつ買ったか入力して家賃入力してってなって、楽になりました。

 

松本:なるほど。それほど手間ではなくなったんですね。

N様:そうですね、今では1日半あればできます。

 

松本:やっぱり月々の持ち出し金や費用的・収益的なところが不安というか、ちょっと不満だったような感じだったんですね。

N様:そうですね。ただお世話になった社長さんは悪どいのかもしれないけど、面倒見は悪くなくて、9件まで収益を改善させるために買って、いくつか残ってるやつは割といいやつが残ってたんですが、その市況があまり良くないときだったのと、その方から借り換えを2回勧められました。

 

松本:借り換えもされたんですね。

N様:はい、2回。

 

松本:全物件ですか?

N様:はい、面倒くさくてきつかったです。

 

松本:借り換えするときって一括返済をするじゃないですか。一括返済の手数料とか結構かかったんじゃないですか?

N様:でも最初はもう、借り入れの金利でいうと5%とかそんなんですよ。

 

松本:なるほど。

N様:それを考えるともう仕方がないですよ。

 

松本:そうか、当時の金利だから・・

N様:そうです。98年当時の金利で。

 

松本:だいたいが4.8%とか4.85%とかですよね。かなりマイナスもきついし、金利も高いし。

N様:ただ自分で申告もしてますんで、金利分は経費だっていうことがわかってくると、あんまり利息がないのも、逆に節税とかそういうことに関していうと旨味もないので・・

 

松本:そうですよね。要は経費が出ないというか。

N様:そうそう。

 

松本:計上できる経費は金利とか保険料とかいろいろあると思うんですけど、青色じゃないからそこまでできないけど、会社さんによっては、結構いろいろなものを経費として乗っけて、無理やり還付を受けるような指導するとこもあるんですけど、お話聞いてるとその社長さんはそんな感じじゃないですね?

N様:社長もそういいますよ。無理くりじゃないですけど。最初はこんな経費あるんですかって聞いたら、毎月1回ウチに来てくださいって。

 

松本:(笑)要は大阪に行ってってという。

N様:はい。で、そうこうして、6〜7年ぐらい経った後に、1回税務調査にきて。

 

松本:本当に行ってるのかって。

N様:はい。普通にですけど、うちに来て書類全部持って行って。

 

松本:大丈夫だったんですか?

N様:大丈夫でしたけど、そのことをその社長に言ったら、さすがに社長も黙っちゃいましたね。

 

松本:そうですよね。それ万が一のことがあったら…。

N様:追徴ですよね。変なこと言うと追徴だったんですけど、実際は。ただマンション以外のところで本業でいくつかお仕事していると、源泉徴収をいろんな場所からもらうとか、当時だから紙でのりで貼って渡すっていうベースだったので、1枚忘れてると向こうは知ってるけどこっちは添付してないみたいな。2枚源泉徴収貼り忘れてるのが見つかって。その分納付してくださいってなっただけです。

 

松本:よかったですね(笑)。それからはちょっと普通に控えめに申告をやってる感じですかね?

N様:そうなんです。普通に控えめに(笑)

 

松本:(笑)。じゃあ、やっぱり持っていてメリット的には、節税面、還付だったり市民税が下がるとか、そういったところぐらいですかね。あとはお住まいってずっとこちらですか?大阪の物件を買われたのは電話でたまたま大阪の物件だったということですか?

N様:僕が生まれが〇〇◯で、大阪とか神戸とかはある程度土地勘とか、あと、どういう地域だっていうのは、ある程度はわかるので。

 

松本:そうなんですね。ある程度わかってるから関西の物件だったんですね。〇〇の方で関西物件がほとんどじゃないですか?なんだかやっぱりご出身がそっちだったのかなと思っていたんです。

N様:そうですね、あとは価格が安いというところで、こちらに比べると。

 

松本:確かに。98年当時だったらなおのこと安いですよね。

N様:はい。

 

松本:ちなみに物件は全部行かれたことあるんですか?

N様:最初の2つは行ったことがあります。

 

松本:そうなんですね。

N様:後半のは行ってないです。建物の前まで行ってますけど。

 

松本:あー、なるほど。中には入ってないっていうことですね。

N様:梅田の駅から徒歩3分とかだったので。

 

松本:めちゃめちゃいい場所です。それはそのあとの3件の方でしたっけ。

N様:そうです。なんかひどいなと思ったのはやめて。あとは京都まで駅から5分くらいとか、逆に行ってみたら自分の気持ちが上がっちゃって、こんなとこなのかって。

 

松本:いいところだなって。新大阪は場所が悪いっていうことですか?

N様:場所は悪くないんですけど、後で知ったんですけど新大阪ってのはそういう地域で、新幹線の駅があってビジネスに使うっていう名目で、実は大阪に若干近いだけというか。

 

松本:そうですね。治安が悪いわけじゃないけど、悪く言うとなんもないっていうか、ほとんどもう新幹線用の駅みたいな感じで。

N様:よくよく考えてみれば、淀川っていう川があるんですけど、淀川を超えてしまえば当たり前のこと。


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~相見積もりは販売会社と管理会社~

松本:当たり前のことなんですね(笑)。話戻ると、ご依頼いただいて査定させていただいて売り出しをして、価格が出て買主が決まって契約という、その一連の流れのところで何かご不安な点とか何かありましたか?あと価格面での満足度などでは。

N様:もうちょっとリテラシーの高い方だと、例えばいわゆる相見積もりとかいくつか業者さんにお願いしてってなると思うんですけど、実際に売買をする業者さんでお願いしたのはリムズさんだけなんですが、ただ、売却の話をしたのはさっきの社長さんと、それから○○○○○さん(管理会社)にもお話をしていて、その二つからの金額と売るワンルームさんとの条件を比較したんです。

 

松本:そうなんですね。で、うちの方が良かったって感じですね。なるほど。その中でご理解ご納得いただいてっていう感じですかね。

N様:逆に○○○○○さん(管理会社)からはそんな金額じゃ絶対無理ですって何度も言われました。絶対無理です。それじゃ売れるはずないですって。

 

松本:売れましたよね(笑)

N様:ええ。そう言われて本当かなって。

 

松本:分譲元だからちょっと信じちゃいますよね、そこまで強く言われると。

N様:そうですね、まず向こうも強い人たちなので。

 

松本:売らせたくないからっていうのもあるでしょうけど、でも大阪のデベロッパーさんってやっぱり買取りじゃないすか。自社の物件だから。どうしてもやっぱ正直低いのはあるかなっていう感じます。それで言うと価格に関してはご満足いただいてるっていう感じですかね。片判契約のときに多分鈴木と初めて会って持ち回りでの契約となりましたが、不動産売却自体は初めてですよね?

N様:はい。

 

松本:そうですか。持ち回り契約をして、1件目は確か1ヶ月ぐらいで決済。で、新大阪は内装の件でいろいろあってちょっと時間かかっちゃったと思うんですけど。そこのやり取りとかで何か印象というか、ご不安なところとかそういうのはなかったですか?

N様:全然ないです。テキストベースでパパって送ると、早いのでやりとりが。

 

松本:本当ですか。レスポンスや返答は早かったですか?

N様:そうです、はい。

 

松本:ありがとうございます。結構イメージとして不動産を売るって言ったら買主さん面前にいて、みんなで会って契約みたいなそういうイメージだったり、もしくは契約とお金一緒にその日にできるみたいな。売却のご経験がない方ってその持ち回り契約自体ご不安に思ったりとか、あと契約してから何もアクションがないといえばないじゃないですか、決済の日まで。そこから何もないのでだんだん不安になってくるなんて方がいたんですけど、そこは特に問題なかった感じですか?

N様:そうですね。

 

松本:リマインドで多分月に1回ぐらいは、今月決済ありますよないですよぐらいは連絡してたと思うんですけど。

N様:そこは逆にもう何年も何年もずっとモヤモヤ抱えてたので。例えば、そんなことないですけど、鈴木さんが「これはちょっと無理じゃない?」ってなったら、それはまた別の人に回すだけなので。

 

松本:(笑)。あと、べつの3件は同時進行で、そちらで売買をやっていたわけですもんね。それはもう買い取りだったんですか。

N様:はい、○○○○○○○○○さん(不動産会社)っていう小さい会社です。

 

松本:買取だから逆にシンプルっていうか、向こうが買主でもうパパっと早かった感じですね。そっちも抵当権とかあったから、一括返済の手続きをしてやるような、同じような感じですよね。

N様:鈴木さんからいろいろやってくださいって言ったことを、割と最低限にして、あとは全部やりますって感じでした。

 

松本:そうなんですね。やっぱり売ったところだから書類も全部揃ってるだろうしそれは早いですよね。

N様:それが今もう会長なので、会長決済です。だから社員さんが窓口になってくるんですけど、価格とかどうですかって聞いたら、会長からこれでって言われてるんでって。

 

松本:なるほど、そうですか。でもそれはよかったです、高く売れたのであれば。

N様:でも・・やり取りはショートメールです。

 

松本:でもそれはそれで・・。

N様:いいんですけど、LINEでもいいんですけど、メールとか使えないわけですよ。

 

松本:ショートメールのみですか(笑)

N様:なんでショートメールだけなんだろうって。

 

松本:書類とかもですか?書類のデータとかもショートメールでやっちゃう。

N様:あ、データはなくて普通に紙です。

 

松本:用件だけショートメールで、なるほど。

N様:これぐらいって言ってますけど、いいですか?ってことをショートメールで高値交渉していました。

 

松本:なるほど、シンプルっちゃシンプルだけど。

N様:そうですね、電話の延長です。

 

松本:新大阪は今回入居者さんがタイミング悪く、もう売り出す前から出る予定だったんですか?それともやってる最中に出る形になっちゃったんですか?

N様:売却を決めたのは入居者がちょっと微妙な感じになった後ですね、実際には。ただちょっと入居者さんが微妙な感じになったので余計に処分したいっていう気持ちは強くなったかもしれないです。

 

松本:入居者が何か滞納とかそういうわけじゃないすよね。退去するしないみたいな話で。

N様:入居者さんがお亡くなりになって。

 

松本:そうだったんですか!

N様:ちょっと詳しいところはわからないんですが。

 

松本:そうなんですね。なんか残置物が結構あってどうするっていうので、その処分とかでちょっと時間がかかったところなんですね。

N様:そうですね。今回売却できてなかったら多分管理会社さんの方で全部やって、全部済ませて綺麗な状態で売却っていう。もしかしたらその綺麗になった状態で鈴木さんにお願いした方が話はスムーズだったかもしれません。

 

松本:そちらの物件は○○○○○さん(管理会社)が管理ってことですかね?

N様:そうです。管理会社は○○○○○(管理会社)です。

 

松本:あ、鈴木がやり取りしていましたね。多少やっぱりそれもね、原状回復にちょっとお金かかっちゃったんですよね。入居者さん側のご家族に少し請求はできたんですか?

N様:ちょっとできたみたいです。まあでも半分くらいは持ち出しって感じでした。

 

松本:でもワンルームで何十万って言ってたんで、結構長く入ってた方なんですよね。

N様:そうですね、結構長く入ってて。

 

松本:なるほど。タイミングですよね。こうやって売ろうと思うときに、そういうふうになっちゃうっていうのは。

N様:そうですね、ただ持ってたとしても多分家賃3万円ちょっとぐらいしか取れない場所なので、お先真っ暗とは言わないですけど、あんまり条件がいい物件ではなかったですね。

 

松本:でも全体的に新大阪であの年数だと3〜4万っていうのがアベレージなのかなと。ただ、家賃相場が安くなればなるほど、やっぱりそういうリスクっていうか、変な人がってことじゃなくてご年配の人が入ってたり、もう終の棲家で住んでるような人が多いから、最終的にはそういうふうになりがちですよね。で、決済が終わってから多分鈴木の方から案内もあったと思うんですけど、売却した後のフォローとかは何かありましたか?例えば、多分言ってると思うんですけど、火災保険とか、解約してくださいねとかその程度なんですけど。あと税金面とか、そういうところっていうのは、これからの申告だと思うんですけど。

N様:これからですね。火災保険は連絡いただいてもう全部済ませていて。

 

松本:なるほど。年数があれば、多少戻ってきますよね。

N様:そうですね。新大阪の分が今、承認待ちっていうかその電話をして。京都のほうもそんな感じです。

 

松本:そうですか。全部で9件あって、今回5件売って、残り4件あって、半分ぐらいになったじゃないですか。お気持ち的には結構ほっとした感じですか?

N様:ほっとした感じなのと、それからだいぶ今回は勉強にはなりましたので、次どうしようかなっていう戦略的なところ。

 

松本:戦略的に、はい。

N様:一番最初にお世話になった社長さんは当時からもうひたすら、早く繰上げしてください、早く繰上げしてくださいって、ずっと繰上げしてくださいって主張だったので、もちろん繰上げして無くなったらその入ってくる家賃を積み立ててっていう、いわゆる投資用。ただ、それは持出しが増えるという認識だったので、それはしたくないなと思って一度も繰上げせずにきたんですね。

 

松本:はい。

N様:ただ残りの4件があって、残債と売却のことを考えると繰上げするしない、例えば今回もし利益が出たとしてそれを全部入れて残債を減らすとかいう選択もあるかなと思って。ちょっと戦略の考え直し、立て直しをしたいです。

 

~投資用ワンルームを5件処分してみて~

松本:今回5件って多少手残りが出た感じですか?

N様:ほぼほぼゼロです。

 

松本:あー、トントンぐらいで。それである程度出たら内入れする資金に使ってもいいけど、今の段階だと自己資金になっちゃいますもんね。

N様:多分残りの4件は一応いくつか自分が悪いことするので上がっちゃいましたけど、金利が低い状態だったらキャッシュフローが出る状態なんですよ。

 

松本:なるほど。

N様:それを全部あてがうと、まだいいかなと思っています。

 

松本:はい。またちょっと上がっちゃうかもしれないですよね。間違いなく。残りの4件はちょっと様子見てて、状況によってって感じですね。

N様:そうですね。市況によっては売っちゃうかもしれない。

 

松本:また機会があったら、ぜひよろしくお願いします。でもほぼ10件あったのが半分になると、結構皆さんおっしゃるのは、すっきりしたっていうか、肩の荷が降りた感じはあるみたいなんですけど、だいぶそういうご負担とかもないし、逆に売って、何か心にぽっかりっていうのはないですか?

N様:心にぽっかりっていうのはないですけど、それより売却っていうのはこのぐらいのエネルギーを使って、このぐらいのことをするんだっていうすごく勉強になりました。

 

松本:なるほど。

N様:例えば山奥の一軒家とかじゃなくて、割と街中にある条件良いのが残っていると、これくらいでいけるなって逆に。

 

松本:売却は買うよりも精神的にもご負担というか結構しんどかったですか?

N様:力の入る量が違いますね。

 

松本:やっぱりどうしても今お持ちになってるものを手放すじゃないですか。やっぱ買うのって、「これ買ったら最悪だな」って感じじゃなくて、夢見て買うわけじゃないですか多少は。だから持ってるものを手放すのは人間の本能的にやっぱりちょっと負荷がかかるのもあるのかなって思うので、だからその分持っててそれがしんどかった人は結構すっきりしたって人もいるし、ただ売るのはみんなやっぱりしんどいって言います。

N様:しんどいっていうか…。言葉でいうと損切りですからね。

 

松本:そうですね。確かに。

N様:損切りはやっぱりつらいですよ。

 

松本:そうですよね。わかりました。不動産の投資家さんっていうか保有期間自体はかなり長いから、だいぶもう入口、購入から運用からそういう入退去から売却まで一通り経験されたっていう感じですよね。

N様:そうですね、長い時間をかけて(笑)YouTubeで皆さんが発信されてる内容がよくわかりますよ。

 

松本:なるほど(笑)全部知ってるよみたいな。

N様:あー、このこと言ってるんだなと。

 

松本:ですね(笑)。

N様:○○○○さん(不動産系YouTuber)が言うこととか「それはそうですよね」と思います。

 

松本:確かにあれですよね、○○○○さんとか○○○○さん(不動産系YouTuber)はマスな意見というか、一般的な意見が多いですよね。結局、細かいところとか実務は多分部下の人がやってるんでしょうね、あれは。

N様:そうすると、10とか20じゃなくて100とか200とかって増やしていく人は、なかなか売却なんてと思いながらも、ただ計算上はできるなっていう印象もあります。ただ作業量は増えますよね。

 

松本:確かに。

N様:計算上はそういうこともできるよねって。

 

松本:あとはやっぱり愛情っていうか、不動産好きな方は、普通は一棟に移行しますよね。区分を10戸集めてっていうのはありですけど、区分を20・30・40っていうのはなかなかあんまり…。リターンが悪いっていうか、節税の面でも大体一棟に移行するような感じではあります。

N様:一棟とかはできないですよね。

 

松本:確かに、今だんだんまた融資がこんな感じなんで厳しくなってきて、特に勤め人というかサラリーマンの人だとなかなか頭金をかなり入れないと買えなくなってるみたいです。でも変な話、アパートとか一棟収益だとやっぱりこの辺なら学生さんも多いし、やっぱこういう東京ではなくて一都三県、関東地方のアパートとか、そういうのをやる人は多いですけどね。

N様:なかなか一棟ってね。金額も金額で、同じというかそれぐらいの頭金を揃えられたら、今だったら不動産じゃなくて動産でもいいんじゃないですか?

 

松本:確かに。逆にそうですね。

N様:もう流動性が低いものを持ち続けるガッツが出ないです(笑)。

 

松本:ガッツが(笑)そうですね、もう何十年もやられてきたんですもんね。不動産自体。わかりました。まだNさんの方のご年齢だったら、セールス全然来ると思うんですよ。買いませんかって。

N様:買いませんかはもうほとんどこないですね。

 

松本:あ、もう来ないですか?

N様:売ってくださいはありますけど。

 

松本:(笑)。また新たにこれから買うっていうのはもう馬力的にもないですか?

N様:それは、お得なものがあれば考えますけど。

 

松本:はい。

N様:そもそも、よっぽどのものが自分のところに情報が来る時点でおかしいって考えています。

 

松本:なるほど。そうなるとやっぱりある程度入口から出口までご経験されてるんで、そうそうもう変な話には乗らなくなってますね。

N様:多分僕は今もし買うとすれば、LINEで鈴木さんから「こんなのが出てますけどどうします?」って言われたら買っちゃうっていう(笑)

 

松本:いやいや鈴木は…(笑)。

N様:そんな感じですね。この方が言ってるんだったらって。


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~売るワンルームができた経緯~

松本:そうですか。最後に逆にご質問ありますか?これってどうなんだって、あれって何だったとか、一般的な話でも。

N様:日本全国、まあ今回は大阪の物件ですけど、ちゃんと情報とかも取って大阪の業者さんとやり取りしていてって感じだと思いますけど、こういうネットワークってのはどこでできるんですか?

 

松本:もうそれは、元々向こうからも営業が来ることがあるんですよ。私どもの会社を調べると母体の会社にリムズエージェントってあるんですけど、これ何の会社っていうとワンルームの仲介会社で、仲介会社ってことは個人の売主さんから物件を預かってやってるじゃないすか。それを買わせてくださいって業者さんが営業に来ることもありますけど、そもそも私自体が今この会社10期目なんですけど、その前も9年間ぐらい、同じこのワンルームの売却だけずっとやってまして、そこからの繋がりで全国にいます。

N様:それは全国ですか?

 

松本:全国ですね。沖縄とか北海道にはないですけど、でも福岡、神戸、大阪、名古屋、東京には、そういう投資用ワンルームを専門で販売をしたり仕入れして販売する会社っていうのがたくさんあるんです。

N様:その会社自体がたくさんありますよね?

 

松本:あります。

N様:よくそんなにできるなと思って。

 

松本:結局は今回の○○○○○さん(管理会社)があって、そこを辞めた営業マンの人が独立して、どこになってとかもうそういう。大体普通は営業マンが独立するんで、販売はそれですね。販売っていうのはどういうことかって言ったら、自分でマンションを建てるわけじゃなくて、商品を卸してもらって利益を乗っけて販売するんです。それは新築中古を問わず。それでどんどんどんどんお金貯めていって銀行に信用を取って、銀行から何億も引っ張って、初めてそこで自社のブランドを立ち上げる。それでデベロッパーになるわけですね。そこまでやらないでも、自社の中古の物件とか、あと建てたものを業販してもらって売るとか、あと仲介から買って利益を乗せて売っていくとか、そういうのがもう無尽蔵にあるんです。日本中に。だからそういうネットワークだったり横の繋がりでどんどん広がりますね。

N様:横の繋がりはわかるんですけど、業者さんの数もものすごい数だと思うんですね。すごいなと思って。

 

松本:そうですね。

N様:最初にモヤモヤした時がかなりあったっていう話をしたかと思うんですけど、売却するときも、関西の業者さんじゃないと無理だと思ったんですよ。

 

松本:なるほど、そうですよね。

N様:都内の業者さんにこれはできないっていう、ちょっと無理なんじゃないかって。

 

松本:はい、そうですよね。結局オーナーさんが現地に行かないで買えちゃうのと一緒で、オーナーチェンジのマンションなんで、しかも買主さんもほぼほぼ業者さんだったり法人なんで、いちいち物件をちゃんと見に行って隅から隅まで見て部屋の中見てってことじゃないじゃないですか。どちらかっていうと建物はこういうもので、管理会社に請求すれば全部建物のスペックはわかりますし、あとは家賃がどのくらいでっていう利回り商品なんで、我々も現地確認をしないでも、商品として紹介もできるし、買う方も大阪の業者じゃなくても、東京の業者が買うケースも全然あるんですけど、見に行かなくても全然わかる。しかも普通の不動産みたいにマイホームなわけじゃないので、要は次に再販売するときに、鈴木から説明あったと思うんですけど、最初のエンドの方に売るときの提携の金融機関がいくら出すかっていうところがもうその商品価値になるんです。だから別にその立地は関係ないっちゃ関係ないですよ。逆に、大阪の仲介会社さんが東京のマンションの売却をやることも全然あります。全国の本当に、北海道札幌の物件から鹿児島の物件まで全部当然行かないでできちゃいますね。

N様:だから今回もお願いするときに、全国でいわゆる○○(不動産会社)とか全国規模のやつはちょっと考えました。

 

松本:はい。

N様:ただ、そういうところだと絶対買いたいから叩かれると思ったんです。

 

松本:確かに。例えば、大手さんに言うと「うちで扱ってないんで」って支店紹介されるだけですし、結局そこも仲介会社さんがやることは、レインズに出して、売れる業者さんが来るまで待つだけの話なんで。うちと何が違うのって言ったら、結局うちは元々そういう業者さんと付き合いがあって、並行してレインズにも出してって両方できるので、相見積もりも取れるし。あと、そもそもその相場でちゃんと査定を出せるってところですね。多分一般の財閥系の仲介の営業マンさんだと、投資用のワンルームってそんなに明るくないっていうか、いくらで売れるのかっていうのがレインズで過去で売れた事例とか売り出しを見て、こんなぐらいですかっていうその理屈がわかんないと思うんで、だからなかなか売れなかったりとか。結局、最初にこのぐらいですよっていう金額はやっぱり高めに言うじゃないすか。預かりたいから。でも結果的に相場にしか落ちつかないので、やっぱり気持ち的な部分で言うと、売主さんは最初高く売れるって言ったのにってなっちゃうかもしれないですね。

N様:そうですね。あと、早いですね。決まるのが。

 

松本:ありがとうございます(笑)。

N様:こんなもんなのかなってちょっと思いました。

 

松本:(笑)そうですね。結局、一物一価ではあるんですけど、不動産なので。でもさっきも言ったようにマイホームを買う個人の人が買うわけじゃないので、その場合は何回も内見に来たり、買うって言ってもやっぱ買わないってなったり、買いたい、買います、ローン通る、通らないとか。実際にマイホームの場合は、やっぱりなかなかハードルが高いですけど、再三申し上げているように投資用ワンルームなので、次に買う人が個人のエンドの人が買うっていうケースもありますけど、ほとんどの場合の商流としては1回業者さんが買って、そこでいくばくか利益を乗せてっていう販売物件として仕入れとして買うケースがほとんどなので。今回は○○○○○さん(買主(不動産会社))ですか。なので、買う買わないの判断がまず早いっていうところと、逆に言ったら買うって言ったらその金額はブレないです。当然、例えば1000万で買うって言ったらやっぱり800万してくれとかは、こちらも言わせないっていうか、業者さんなので。そういう意味で言うと確かに早いですね。

N様:はい。早いなと思いました。もっとレインズに登録してから、ずっと待ってるのかなと思っていたので。

 

松本:はい。確かに不動産売るって言ったらひと月、ふた月はっていうイメージですよね。お客さん見つかるまで。

N様:しかも提示した価格を下げて下げて下げて、ずっと待ってるイメージだったのが、こっちももう価格もある程度この価格で売ってくださいって言っていたので、多少へこんでも早くしてくださいって。

 

松本:そうですね。逆に言ったら、レインズにちゃんと出して、投資用ワンルームで1ヶ月2ヶ月売れない、これぐらいで売れますよって言った金額に全然届かないのであれば、それはただ単に高く売り出してるだけで、それが相場ですよなんていうふうに言ってるのであれば、その業者はその査定がわかってないってことです。だからうちは鈴木が作ってる動画の査定、あそこまで凝って作って、ちゃんとこれが査定ですよ、これベースにどうしますかっていう判断してもらうための査定動画なんですけど、そこの金額がぶれちゃうと、ぶれるっていうのはとんでもなく安くだったらそれはすぐ簡単に売れますし、うちが預かりたいからって少し色をつけて高めに伝えてしまっても、実際に売れなければ絵に描いた餅なので、そこも本当絶妙な、絶妙って言い方いいのかわかんないですけど、そこの査定の出し方っていうのがうちの特徴でもあると。そこから例えば50万100万なり、少し高めに指値も込めて出してみて反応を見ていくっていうのがセオリーですね。

N様:すごい会社だなと思って。

 

松本:ありがとうございます(笑)。でもぜんぜんすごい会社じゃないですよ。(笑)

N様:いやなんか、わんさか人がいるんだけど、なんかそうでもなさそうな感じじゃないですか。

 

松本:確かに(笑)。いやNさんだからお伝えしちゃうと、去年まで一番うちもピークでいたときは10人ぐらいいたんですよね。去年ぐらいに結構やめていっちゃって。2〜3年前まではうちも電話営業と訪問営業もやってました。

N様:あれめちゃくちゃ怖いんですよ。

 

松本:あんまりうちはこっち来なくて、地方に行ってたんですよね。◯◯とか◯◯◯とかあっちの方に行っていました。特にコロナのときは、LCCで飛行機代とレンタカー代とホテル代、営業マン1人行っても、金曜日から前倒しで金土日行くじゃないですか。1人で4万か5万で行けちゃうんですよ。

N様:そうなんですか。

 

松本:経費は数十万円じゃないですか。でも一件ちゃんと成約すればペイできますし。みんなコロナの時期は家にいるんですよ。で、当然コロナがちょっと怖い時期だったので、帰されることもあるけど、田舎の方なので「こんにちは~」なんていうと、全然警戒しないっていうか、「なにー?」って出てきて。「マンションの件で…」っていうと、「わざわざ来たの!」なんて言われて、そういう感じです。ただ、みんなどの業者も訪問へ行くようになっちゃって、もう今ペンペン草も生えないぐらい、逆に警察呼ぶよぐらいのお客さんが増えちゃってるっていうか。もうバンバン来るからもう出てこなくなっちゃうみたいな感じ。で、コロナが終わって、もうその訪問営業もちょっと流行らないし、電話営業もお電話繋がらないじゃないすか。で、どんどんうちも縮小していって、どうしたもんかなって。やっぱり私もずっとそういう営業をやってきたので、10数年。迷惑かもしれないけど、こっちから「どうですか?」って営業をずっとやってきたんですが、やっぱり理想はうちを選んでもらって、うちで満足して売ってもらうことだと思うので。そうなると自社で集客したいですけど、でも大手さんみたいに、何千万もかけて広告出せないし、実績というか規模もないっていうところですね。だからいまは長くやってるので、同じ業者さん同士でワンルームあんまり得意じゃない業者さんからそのままご紹介を受けたり、あと昔売却していただいたお客さんでまだ持ってる方が残りをまた売りたいって言ってきたりとか、そういう感じで今やっていて、ほとんどこっちから営業したりとか、ましてや訪問とかそういうのはもうやめた感じです。今はYouTubeで、おかげさまで月何十件は来ないですけど、週に2〜3件ぐらいは問い合わせが来るようになって、やらせていただいてます。

N様:YouTubeだからよかったみたいですけど、赤裸々ですね。

 

松本:赤裸々(笑)そうですね。

N様:ちゃんとその売ろうと思う人が利益を見せられると思ってる時点でもう絶対売らないと思います。

 

松本:はい。

N様:よっぽどいい時期に買ったとか、よっぽどいい条件で買ったとか。

 

松本:確かに。

N様:でもその覚悟ができていれば、別にですけどね。

 

松本:そうですね。だから、うちにお問い合わせいただく方って、言ったら1回売却チャレンジした人とか、昔査定出したことあるとか、現在進行形でどっかに話してる人が多いです。その中の一つとして結果選んでいただくような感じが多いですね。

N様:たしかに、○○(査定サイト)はボタンを押す直前までいきました。物件も入れて。

 

松本:そうなんですね。あれもいっぱい来ちゃいますよね。多分。

N様:来ちゃうと思ったので、最後に「承諾」ってボタンを押さずにいました(笑)。

 

松本:なるほど。本当に家とか来ちゃいますからね。多分今一括査定だったら。特に東京の業者は。どの業者さんも、一括査定をメインでやってるとこも多いので。うちも今ちょっとだけやってますけど、でも相変わらずあの電話は絶対しないですよ。普通一括査定って、依頼がきた瞬間にお電話するんですよ。

N様:ですよね。

 

松本:うちはそれはやらないで、いつものフォームに入れてもらって、3日後ぐらいに動画でお渡しするみたいな。だから、全然レスない方もいるけど、内容っていうかそのやり方を気に入っていただいた方は結構来ていただいています。

N様:話戻っちゃいますけど、○○さん(査定サイト)も多分YouTubeがあると思います。見てました。

 

~不動産投資系YouTubeチャンネルについて~

松本:そうですね。○○(査定サイト)も具体的っちゃ具体的ですよね。

N様:はい。○○さん(査定サイト)だったか忘れちゃいましたけど、なんか女の人がビシバシいう動画があって。だいぶ前なのであんまり覚えてないですが、うまくいってないオーナーさんに、もうそのままグサグサ言ったりとか。こういうのありますよとか。きついこと言ってたりとか。

 

松本:あー、見たことあるかもしれないです。

N様:引き締めに愛のムチとか書いてありましたけど。厳しめにいう動画がありました。

 

松本:あれって実際にワンルーム持ってる方からだとどういう印象なんすか?グサグサ来る感じですか?それともなるほどねって感じなんですか?

N様:そりゃそうだよなって感じです(笑)。

松本:そうなんですね(笑)

N様:利回りで僕はもう行かないで買っちゃって。でもそれはそうだよね。ごもっともという感じです。

 

松本:正直そういう暴露ネタだったり失敗談だったりが、僕らもやってて一番数字が伸びるんですよ。だけどそればっかりやってても、結局それを面白がって見る方しかいないんで、当事者じゃない要はワンルーム持ってない人にばっかりおすすめ上がっちゃって、そういう登録者が増えてもしょうがないので。だから1年近くやってて、こないだやっと200人いったんですよ。平均的な視聴数もよくて100から200だけど、こういうお付き合いもできて。だから登録者数とかあんまり関係ないなと思ってます。

N様:顔出しは大きいですよね。

 

松本:はい、そうですね。もうそのまま出して。鈴木個人はSNSは全然やらないので、「一緒にこういうのをやりたいんだけど」って言ったら、絶対嫌だって言うと思ったんですけど「良いっすね」って。結構ベラベラ喋るじゃないすか。あの通りで。彼が査定も全部やって、実働今のところ彼1人でやってるんですけど、なんか結構物言いが上手いので。鈴木の印象はどうでしたか?会ってみて。

N様:好印象ですね。喋る量は多いですね(笑)。

 

松本:なるほど、よくしゃべって一生懸命伝えようとしてる感はありますよね?

N様:そうですね。情報も多いので。

 

松本:そういう知識面っていうかその辺をわかってほしいっていうのがあるから結構説明が長くなっちゃうんですよね。あれ台本なしでやってるんですけど、僕からすると、これってこうだよねって説明が長くて飽きちゃうぐらいで。途中で「長いね」とか言うと、ちょっと怒り始めたりとかして。あれ素のままやってて、それが面白いねって言われたこともあります。

N様:あれぐらいの長さがないと普通は理解できないと思いますね。

 

松本:確かに、そうですね。でも、ああいうロジックっていうか、理屈を勉強しよう、理解しようっていう気力がないと、多分うちの動画って見てくれないかなって思いますね。

N様:そうかもしれません。

 

松本:はい。あんまり表面上の軽い「あーなるほどね」っていう話じゃないんで。だからこそ来てくれるのかなと思います。

N様:個人的には週2くらいでいいんじゃないすか。毎日出さなくても(笑)

 

松本:確かに(笑)。とりあえず1年は毎日出そうと決めたんで、あと3〜4ヶ月で1年なので、そこでちょっと考えようかなと。でも毎日やってると毎日反応もあるし、空けちゃうとやっぱり不安になっちゃうんすよね、見られなくなっちゃうのが。今、実は水曜日だけ休みにしてて、水曜日が実際に定休日なので、そこだけお休みしてるんですけど、やっぱりその日は誰も見ないので、週何日か誰も見なくなっちゃうのは怖いなと思って。確かに見ようかなと思っても追いかけられないですよね。

N様:量が多いのと、どうしてもラジオみたいな感じじゃないですか。

 

松本:はい。もうちょっとクオリティを上げて編集するような感じになったら、週いくつかでいいのかなと思うんですけど。

N様:今のご時世はそこからホームページなりなんなり誘導できますもんね。

 

松本:そうですね。そんな感じでできればいいかなとも考えてます。

N様:もうお金出して書籍を買うっていうのもどうしてもちょっと…。

 

松本:そうですよね。同じことしか書いてないですし。本の場合は、うちもそうですけどバックエンドにビジネスがあるので、そのための宣伝じゃないですか。やっぱりワンルームマンション作ってる会社の人が書いた本は「ワンルーム買え」だし、ワンルームマンション売ってる人が書いたものは「売った方がいい」だし、あんまり本はあれかなっていう感じですよね。

N様:動画の話で、最近見てるのは、○○○(不動産系YouTuber)をけちょんけちょんに貶してる人。

 

松本:あー、はいはい(笑)。

N様:あの人を倍速で見るとちょっと面白いんですよ(笑)

 

松本:そうなんですね(笑)。話し方がアレですね。でもあの人は丁寧ですよね。

N様:丁寧で、甲高い声なので倍速にするともっと甲高くなって。だけど大変若くていいなと思います。まだその不動産とかに夢を描いている人だなという(笑)

 

松本:はい。確かに(笑)

N様:言ってることも合ってるし、間違ってないけどそううまくいかないときもありますよと。

 

松本:絶対売らない方がいい!みたいな、そういう感じですよね。あの会社は要は販売会社なので、ポジションで言ったらやっぱり売りましょうっていうよりはそっちですね。うちも売るワンルームだからそのままなんですけど向こうは買いましょうっていうか、買ったらもうずっと持っててくださいっていう。あの方はそういうスタンスですよね。確かにその通りだけど、なかなか現実はっていうところですよね。

N様:本当はずっと持っていたいんですけどね。こんなに人口が減らなければ。

 

松本:皆さん市況的なところもあるし、あとやっぱり家族構成が変わったりとか、ライフスタイルの変化で売る人がほとんどです。NISAだって大騒ぎして買って、今こんなになっちゃって、狼狽じゃないけど「やばいやばい」って言ってる人もいれば、元々もう目つぶって20年間持つんだってホールドする人もいるけど、それができる、できない状況もあるじゃないですか。もう10数年やってて、売却する人の7〜8割はそういう事情があって売るっていうのが多いです。でも本当に○○さん(不動産系YouTuber)の言う通りにずっと持ってりゃいつかはっていう感じなんで。ただ、人間も物件も寿命があるんで、なかなか思い通りいかないときもありますよね。

N様:はい寿命は本当に気になる。

 

松本:そうですよね。年数っていうのは。実際長く持っていらっしゃったじゃないですか。

N様:そうです。自分は結構気にしていました。昔は例えば新聞とか地域振興コミュニティ紙かなんかで、一番最後に不動産のことが載っていて、肌感覚で相場ってこのくらいだなってあったんです。例えば、この辺にある小さいマンションで築30年でこのくらいで売ってるなら、これが最低価格だろうなって。自分のものがどんなに年数経っても最低限これくらいの金額だろうって、そういうのがあったんですけど、今はネットとかで自分で検索しないと出てこないじゃないですか。自分で検索すると数が多すぎて、抱えきれないもしくは偏った情報しか出てこないのが、恐ろしいというか微妙なんですよね。

 

松本:そうですね。結局それが間違った情報だったりとかしても怖いし、わからないですよね。

N様:僕は実は、本屋さんに置いてある不動産情報誌の方が全体を見ることができて、リアルだなと思います。

 

松本:そうですね。確かに。今の市況っていうことで考えると。

N様:普段それを職業にしていないと掴みづらいですね。

 

松本:たしかに仰るとおりですね。以上でインタビューを終わりにしたいと思います。今日は暑い中ありがとうございました。

N様:こちらこそ有難うございました。




N様、貴重なお声をありがとうございました。

N様、貴重なお声をありがとうございました。

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