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鈴木の日報 Vol.02~売るワンルーム営業報告~

AIの良し悪し。

いまや日常のあちこちで、当たり前のようにAIが使われる時代になりました。数年前には考えられないことです。わたしもチャッピーくらいは使っていますが、業務関係の質問や処理に対し、なかなか信頼度の高い回答や検索結果が返ってきます。とくに法律や業法が絡むような「体系化・規律化」された内容は強いですね。また価格査定にもAIが組み込まれ、ワンルーム投資においては「テック系不動産会社」が主流になりつつさえあります。それに伴い、オーナーさんも若年化・ネットリテラシーの増加が進んでいます。「そのうち売ろうと思う、けどいまいくらかな?」という感覚で、もっとも気軽にできるAI査定を使う方が増えている印象です。

個人的には、それで充分だと思います。収支入力さえ合っていれば、AI査定の精度はそこまで悪くないです。なにより「ヒトに問合せ」する必要がないため、気軽に相場感を掴むには最適です(電話を登録させるところだと、営業や追客が発生しそうですが…)。ただ、あくまで「AI査定は叩き」であることを認識しておく必要があります。とくに中古ワンルームの売却は、「収支以外」に注意を払う点が存在します。AI査定はあくまで、「ビッグデータを平均化して価格を推測」しているだけ。「個々の売却」というミクロな部分を拾い、査定へ反映させるのは、現場でしか見えない温度感だと思います(てか、そこまで進化されたらこわい……)。


そこにアイは……。

現状まだ、最終的に売ろうと思ったら、かならずヒトを介する必要があります。ここで「AIの査定内容と現実のズレ」が起きやすい、むしろそれが当然という考えでいるほうが自然です。数字を拾って算出された価格は、投資用ワンルームの売却価格を考慮する一因にしかならないからです。さらに、ワンルームの「売却先=買主」はおなじ不動産会社です。ここのやり取りは、かならずヒトとヒトで行われます。普段の付き合い・価格交渉・会社の状況などにおける「変動要因」の予測は、ヒトですら難しい領域です。なんなら、AIだろうがヒトだろうが、査定だけではフォローしきれない部分です。

となると、「普段は気軽なAI査定で充分、ただ現実的に売却を見据える段階」に入ったら、手間や時間・煩わしさを考慮しても「人」に依頼すべきです。この段階では、「だれに査定してもらうか」が売却成功のカギです。AI以上に人の差は大きいですし、依頼後のやり取りを考えれば、「とりあえず」はリスクがあります。長くなりましたが、そのような背景を考慮して『売るワンルーム』を設計しています。「手軽なAIで気軽に査定」と「その人のためにつくられた査定」をステージによって使い分けるのが、高値売却の最大のポイントになりそうです。


本日もおつかれさまでした!


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