日報ブログNo.04で「情報取得はすぐできる時代」と触れました。得た知識を「どう活かすか」が重要という内容で、「情報を受け取る側=オーナーさん」視点でしたが、今回は伝える側、わたしたち業者側の話しです。以前にくらべ情報取得が容易になったのは、業者側も同様です。たとえば10の情報量が準備できたとして、それを「いくつ」「どの順序で」「どこまで詳細に」伝えるか。伝える側も、「活かせる情報をベストのタイミングに適切なボリュームで」渡す工夫をしなければ、「それ……AIで良くない?」で終わってしまいます。
AIとまでいわなくても、知識・情報をそのまま渡すだけなら、営業の存在意義は薄れてしまいます。わたしのやっていることは講義じゃなく、「売却判断に繋がる提案・案内」です。「勉強になりました、ありがとう」より、「なるほど、じゃあいま売ろうかな」の言葉をいただきたいです(ここを前面に押し出すわけじゃないですが…)。いま、『営業力』とは、必要な情報を必要なタイミングで適切に理解してもらえるスキルだと感じています。情報を渡した瞬間、「活きる」ものにする。そこに人が介在する価値がある=営業としてのチカラだと思います。
実際のオーナーさん対応をしていると、この「伝える量と順序の調整」は非常に難しいです。とくにわたしの性格として、ほっとくとドンドン伝えよう・深掘りしちゃおうと思ってしまうので、結果的に情報過多でオーナーさんに混乱を招いてしまうケースもあります……。売るワンルームのサービス特性上、オーナーさんの反応や感想をダイレクトにいただけるので、最近より実感するようになりました。10言いたいけど、すべてを伝えるか、必要な3つに絞るほうが良さそうか。案件ごと、オーナーさんごとに背景や経緯・関心度合いや判断軸が異なるため、この判断が非常に重要です。「伝える力」と同時に「整理する力」が問われている気がします。あらためて、営業って奥が深いですね…。
適切な表現かアレですが、オーナーさんとのやり取りを重ねるなかで、「情報の取捨選択」をその都度、フィードバックしています。「この反応はあまり理解されなかったな…1と2だけじゃなく、3も同時に伝える必要があるか」・「この方…1伝えて3伝わるわ…もう全部伝えて判断してもらったほうが早いか」など、試行錯誤のサイクルを回しています。そうした繰り返しを経て、YouTube動画へ落とし込みつつ、たまにこのブログで思考の棚卸しすることで、今後のご依頼へ備えています。こうして育つ「営業力」は、おなじ情報の扱いでも差が出るはずです。ただでさえ属人的な「売るワンルーム」というサービス、せっかくなので、できるところまで突き詰めていきたいと思います。
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(強引な営業はいっさいありませんので、ご安心ください)